マスターは、「マスターコントロールルーム(主調整室)」と呼ばれる放送局の最終段階で、最も重要な部署です。テレビ東京とBSテレビ東京の放送を1つの設備に統合して運行していることから統合マスターと呼んでおり、番組やCM、データ放送は、すべてここから放送されます。決められた時間通りに、間違いなく放送されるように監視を行い、24時間365日、視聴者へ届ける仕事をしています。また災害発生時は、緊急ニュースを送出するなど社会的にも重要な仕事です。万一、トラブルが発生しても、素早く原因を特定し、放送を中断することなく処置できるように技術向上を図っています。
また、2018年12月からはBS4K放送が始まり、新しいより鮮明な番組を放送する準備を進めています。