SMBCシンガポールオープン(1/16-19)はJGTO(日本ゴルフツアー機構)とアジアンツアーの共催で、BSテレビ東京での中継は5回目になります。私は今回初めてSW(スイッチャー)として現地入り。これまではカメラマンとして参加していますが、その時は雷雨などで中断になり日没サスペンデッドは当たり前という苦労した思い出ばかりです。ところが今回は、大会4日間を通じて中断したのは1回だけ。何よりそれが一番ありがたかったですね。

好天に恵まれたこともあり、夜は比較的作業が少なかったので食事もみんなで出かけることができました。シンガポールは日本料理屋がたくさんあります。でも値段が高いんですよね。我々テクノ軍団は、中華料理屋で蟹と海老にかぶりついていました。いやあ、うまかったス。 海外の作業で最も大事なことは、現地スタッフとのコミュニケーションです。みんな英語が得意な訳ではありませんが、カメラマンの山田君(入社9年目)、VEの佐藤君(入社4年目)達は仕事終わりに食事に出かけたり記念撮影をしたりと積極的にコミュニケーションをとることを心掛けてくれました。これがスムースな現場作業につながったと思います。

今年はマット・クーチャー(米国)の優勝で幕を閉じました。我々が中継に携わるようになってから日本人は優勝していません。来年こそ日本人の名前がボードのてっぺんにあるシーンに立ち会いたいと思います。蟹さん、海老さん、また来年。(加藤誠一=入社？年目)