私たちは2019年12月、「卓球グランドファイナル」(12/12-15)の中継で中国の鄭州(テイシュウ)というところに行ってきました。オリンピック代表を争う石川選手、平野選手のどちらかに出場枠が決まる大会とあって、日本からは大勢の報道陣が詰めかけました。テクノマックスからはカメラマン2人、CA2人が現地入り。テレビ東京の中継班全体では制作と技術合わせて30名ほどです。
2人とも1回戦で敗れ、それまでのランキングが上位の石川選手が代表に決まりました。試合後は明暗がクッキリでしたが、こんなドラマチックな現場に居合わせることができるのもこの仕事を選んだからだ、と改めて思いました。
海外での中継は、現地の中継車、機材を使い、撮影をします。その為、日本から持っていく機材はほとんどありません。海外の中継で大変なのは、現地の気候や情勢を把握しないといけないことです。また、現地の機材を使用するので、現地スタッフとコミュニケーションをとることも大変です。
でも英語が堪能でなくても、単語とジェスチャーでなんとかなります。国は違えど同じ仕事をしている仲間なので、少しのトラブルなどは伝えることができます。通訳の方もいますしね。テクノマックスは様々な人と一緒に仕事することが多い為、そこで技術や行動を学び会社に戻ったときに活かして成長することができる環境があります。映像技術のプロとして相応しくあるために私たちは日々成長しています。(撮影部 倉光秀彰=入社2年目)